彼の残した功績はその後彼を慕う偉人達によって日本を近代国家への道へ進める改革の原動力になった。
吉本日海は高杉晋作が結成した奇兵隊に駆けつけた一兵卒の子孫であると言われている。
高杉晋作の没後136年の歳月が流れ、時代は産業革命からIT革命へと移り変わって行きました。
21世紀の幕開けと共に人類は今まで受けた事がない恩恵に恵まれ、そしてそれを享受しております。
しかし、それにつれ科学の進歩やIT革命の急速な発展の為、世界はあまりにも狭くなって来ております。
しかし、その事は逆に世界に大きな貧富の差や軍事力の差を生む結果になり、我々人類は弛まざる脅威にさらされる事になりました。
21世紀の最初に我々地球人類が行わなければいけない事はその様な脅威をいかになくすかと言う事であり、それは世界人類が貧富の差や、軍事力の差におびえる事無く平和に共存共栄する為に努力していかなければいけないと言う事でした。
しかし、その夢はアメリカのツインタワー爆破と言うテロによって一瞬の内に冷めてしまいました。
アメリカはこれを機会に世界最強の軍事力を持って世界を征服しようとし始めています。
話は1864年に戻りますと、当時の世界最強と言われた英・仏・米・蘭の4大国は日本の小都市 長州を17隻の艦隊によって来襲し、占領いたしました。
その時日本の中でただ一人その世界最強の軍団に挑んだ男がいました。
それが高杉晋作でした。
そして彼はその超大国を相手に(馬関戦争)の講和に臨み平和裏に解決いたしました。
彼の取った行動はその後日本を開国へと推し進め近代国家の礎を築いた事は言うまでもありません。
吉本日海はその郷里の大先輩の高杉晋作の意思を継ぎ現代の日本を自信と希望に満ちた開国前の精神に戻らせるべく、立ち上がりました。
そしてその意志を広く人々に伝え第二、第三の高杉晋作の誕生を願って日海塾を設立いたしました。
今、日本は数多いリーダーによって動かされています。
しかし、その事が逆に日本の改革を遅らせる要因ともなっている事は確かな事です。
人々は美味しい実を食べる事に慣れ、その実を作り育てる事を忘れています。
現在日本に求められているのは実を食べる事よりも作ることを考える人を育てる事にあります。
吉本日海はその事を基本理念とした
「リーダーよりシーダーになれ!」 と言う精神の基、日海塾を運営し来たるべく日本の再開国に向けこれから訪れるであろう困難な時代を高杉晋作の理念に基づき
「おもしろきことなき世をおもしろく」生き抜くことに設立の趣旨を見出すものである。
そしてその趣旨に賛同した一人でも多くの塾生が吉本日海塾長の手となり足となって日本国の安泰と世界平和のために貢献する事を目的としております。